現代人の生活はすごく複雑になってきている気がします。 テレビ、携帯電話、パソコン、電子レンジなどなど、わたしだけかもしれないのですが、実際にテレビがなぜ映るのか、携帯電話でなぜ世界の裏側に居てる人と通話ができるのか、パソコンのキーボード打つとなぜ文字が表示されるのか、チン!すればなぜ電子レンジで温められるのか詳しい仕組みなど知らずに使っています。 テレビは遠方へ映像を送る機械。 携帯電話はその名の通り、携帯できる通話機器。 パソコンはインターネットと接続し、サーバーと繋がることのできる機械。 電子レンジは水分を含んだ食品などを発熱させる機器。 詳しく説明するとなると、わたしは正直できません。 ォ-ホホホ!!(`゚∀ノ゚´*)
簡単にならないと使えない、ぴえん、ってかぱおん。
わたしたちが使う多くの機器や用具は使用者の用途を考えて、簡単に使えるようになっていると気づかされます。
暗号通貨の世界も同様の様で、ビットコインもかつては一部のビットコイン賛同者やコンピューターにかなり詳しい人たちの間でマニングが行われ使用されていましたが、Mt. Goxがビットコイン取引所を始めて運営し始め、ビットコインがマイニング以外の方法で手に入るようになりより多くの人に知れ渡りました。 (残念なのは最初は投機手段としてビットコインが認知されたことだと個人的には思っています。。。ぴえん。)
ρ(・ω・、)イジイジ
ウォレットの役割
そして拡まり始めたビットコイン(BTC)やビットコインキャッシュ(BCH)が次に多く受け入れられた原因がウォレットの存在が大きいと思います。 ビットコインの初期運用時代はまだまだパソコン内でビットコインが取引されていたと思うのですが、Bitcoin.comなどのモバイルウォレットがややこしい取引をわたしのようなネット技術に鈍感なグループにも拡げることを可能にした一助になったと思っています。
ありが㌧♪(・ω・)ノ
ビットコインのホワイトペーパーの序文にある、「純粋な P2P 電子マネーによって、金融機関を通さない甲乙間の直接的オンライン取引が可能になる」(1) として出発したビットコインですが、金融機関を通さないとすればどの様にビットコイン取引を行っているのでしょうか。
ビットコイン取引は分散型通貨として、中央集権的な金融機関が管理する取引ではなくUTXO(Unspent Transaction Output)と呼ばれる技術が採用されています。 直訳だと「未使用取引出力」。 そこでUTXOをカタカナに変えると、「アンスペントトランザクションアウトプット」となり、ルー大柴さんの様に聞こえてしまいます。 などと先ブログで書きました。
ではUTXOとはいったいどの様な仕組みなのか見ていきたいと思います。
UTXOの仕組みはプログラミング能力ゼロのわたしにはとてもややこしい仕組みでした。 ウォレットなどがその仕組みを簡略化してくれていないと、まったくもって意味不明でした。 そこで、YouTubeのビデオをいろいろとみて、自分なりに知識を深めた内容を書いてみたいと思います。 『乙』 (‘A`)y-~
UTXOの仕組みを詳しく見る前に、「取引」を有効にするにはどの様な条件が揃う必要があるのか見ていきたいと思います。
【有効な取引に必要な条件】
1、 所有者としての証明(署名)
2、 十分な預金
3、 信頼性(同じ預金が他の取引には使用されない)
うぅ~ん、よくわからんと思った時は、例題、例題!
例題)小切手を使って取引を行う場合
1、 小切手に署名(所有者としての証明)
2、 銀行により十分な預金があるか確認
3、 銀行により同じ取引が重複していないか確認
やっぱり、従来の金融システム(銀行)の存在は取引が正しく行われているかを監視する機関としても機能していることが改めて気づかされた気がします。 ぬぅぬぅ、やっぱり銀行からの独立は無理か。。。
そこでUTXOの説明に戻るとします。
UTXOは豚の貯金箱
わたしはビットコインの取引も、例えば「はじめ1000円を所有している状態で、大福(100円)、メロンパン(200円)買うと、残りは700円になるといった取引(計算)」がビットコインウォレットでも行われていると思っていました。(2)
ところがこの様な取引はコンピューターにとってはかなり複雑になり、ましてや分散化されたネットワーク上での取引を行う仕組みとしては適さない様です。 ビットコインの取引は従来の取引では銀行が行う「十分な預金があるか確認する」「同じと取引が重複していないか確認する」といった第三者機関が存在しません。 すべて分散化されたネットワーク上の台帳(ブロックチェーン)で取引を確認します。
UTXOとは、「所有者によってロックされた分割不可能な未使用のビットコイン」と定義されており、一回しか使えない「豚ちゃん貯金箱」みたいなものだとわたしは理解しています。 ( *´艸`)クスクス
例えば、ビットコイン上で取引が行われた場合、まずはUTXO(豚ちゃん貯金箱)へお金を入れます。
そして、お金を使用したい場合、そのUTXO(豚ちゃん貯金箱)を割り、必要な金額分の取引を行い、残りの金額はまた新しいUTXO(豚ちゃん貯金箱)に入れると言うことです。
UTXO(豚ちゃん貯金箱)は一度しか使えないため、分散型ブロックチェーン上での取引では承認プロセスがより明確になり、「このUTXO(豚ちゃん貯金箱)には十分な預金がある否か」の確認のみになります。 (ちなみに、ウォレットの中になるあなたのビットコインは、複数あるUTXO(豚ちゃん貯金箱)の合計になります。)
★ここからは100%引用★ Gaiax執行役のAkihide Higoさんの説明が神レベルで分かりやすかったので、感謝致します。 → リンク ありがとぅございますっっヽ(●´∀)人(´∀●)ノ
取引データはインプットとアウトプットで構成される
もう少し具体的に見ていきましょう。そもそもなぜ「未使用トランザクションアウトプット」と呼ばれているのでしょうか。まず、ブロックチェーン上に記録されることになるトランザクション(取引データ)はインプット(入力=送付元)とアウトプット(出力=送付先)の二つから構成されています。より正確に言うと、トランザクションによって消費される、そのUTXOは「トランザクションインプット」と呼ばれます。そしてトランザクションによって新たに作られるUTXOは「トランザクションアウトプット」と呼ばれます。そして、トランザクションインプットの合計額とトランザクションアウトプットの合計額は等しくなります。
すなわち、一連のトランザクションの流れにおいて、ある送金(アウトプット)されたコインは誰も消費していない”未使用”の”トランザクションアウトプット”なのです。そしてそのアウトプットは次に受け取る人にとってはインプットとなる(消費される)トランザクションです。そのトランザクションがインプットとして消費されると、また新たに未使用のトランザクションアウトプット(UTXO)として出力されます。この循環が永遠に続いているのが、ブロックの中の取引データの正体なのです。 【引用終了】
ここから、またブログ。
なるほど、ノンテクのわたしもすこしわかった気がします。 多分、わかってない。
一つ分かったことは、神レベルのHigoさんの説明でもよく分からないUTXOの仕組みを、ウォレットが簡略化し、わたしのような一般ピープルにもビットコイン(BTC)やビットコインキャッシュ(BCH)を使えるようになったことかなぁ~。
つづく。
ミズオ ― 21年3月30日
これまでのストーリ(「オカン、ビットコイン教えたろか?」シリーズ)
2. ビットコインとの出会い
6.サイバーパンク!
【参照】
1) ビットコインホワイトペーパー
https://bitcoin.org/files/bitcoin-paper/bitcoin_jp.pdf
2) UTXO (Unspent Transaction Output) by Sunil and Ram
https://www.youtube.com/watch?v=YjiE4SZtSlY&t=26s
3) UTXO
https://river.com/learn/terms/u/unspent-transaction-output-utxo/
4) Blockchain Biz
https://gaiax-blockchain.com/utxo
5) Bitcoin.com(ウォレット)
6) Berkely Blockchain
https://www.youtube.com/channel/UC5sgoRfoSp3jeX4DEqKLwKg