習慣になると色んな事が変わりますね。
昨年、COVID19が世界中に拡がり、感染者数が急激に増えた時、朝起きると先ずジョンズホプキンス大学病院が提供しているCOVID19の感染者数のサイト(1)を見ていました。 リアルタイムで更新されるサイトであるため、COVID19がみるみるうちに拡がっている様子を毎朝確認していたのですが、今思えば毎朝行う習慣としてはかなり気分を暗くする習慣だったと思います。 感染者数を赤い円で表示されるのですが、それの地域が拡大されるにつれて、鬱に近い気分を覚えていました。 (´;ω;`)ウゥゥ
習慣って大切! はい、これメモ! ホー!((〆( `Д´ )メモメモ
思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから
マザーテレサ
新しいクリプトな習慣
それがイートロでビットコイン(BTC)とビットコインキャッシュ(BCH)のCDF取引を行い始めると、先ずはニュースを「社会がどの様に動いているか」、「なぜこの様に世界が動いているか」、「誰がこの動きを主導しているのか?」と言ったより俯瞰的な目線で日々報道されるニュースを見るようになってきました。 今までは特定の国や地域に関したニュースをより見ていた私としては、こういった俯瞰的視点を獲得したことは暗号通貨に関わってよかった結果だと思っています。 ァィ(。・Д・)ゞ
特にビットコインやビットコインキャッシュの取引を行い始めた後では、コインマーケットキャップ (2)やクリプトスレート(3)で価格変動やランキングを見るようになりました。 特に暗号通貨の世界は動きが早く、新しい規制や国の制度の変更に大きく価格が動くので暗号通貨関連のニュースなども見るようになりました。
そうなんです、頭の中の「COVID19」が消え去り、「暗号通貨(ブロックチェーン技術)」へ変化しました。 ビットコインもすごいなぁ~と思い始めていたのですが、それを支えるサトシ・ナカモトさんが考えた、ブロックチェーン技術って天才かよ!って思い始めていました。 ブロックチェーン技術を調べるようになってから、COVID19はあまり気にならなくなりました。 毎日、感染者数や死亡者数を確認していた習慣からの脱却はかなり良い変化だったと思います。 その代わりに、ブロックチェーン技術を使えばかなり早くワクチン配布が出来たはずだとか、サプライヤーチェーンの管理にこの技術は展開できるとか、データ管理には最適な方法だとかかなり新しい視点を得ることが出来ました。 ( 〃´艸`)ネッ
サイバーパンク運動と自由主義
先のブログで紹介したサイトにもほぼ毎日行き(ブログNO.3)、色々と情報収集を行いながらなぜサトシ・ナカモトさんがそもそもビットコインを作り出したのかと言った根本的なこと興味を持ち調べていました。 そこで出会ったのが、サイバーパンクと自由主義と言った運動です。
中央集権政府や銀行からの独立、それがビットコインがが掲げる理想だと言うことがホワイトペーパーを読むうえで少しづつですが分かってきました。
そもそも銀行ってなに?
ビットコインのホワイトペーパーの序文に、「純粋な P2P 電子マネーによって、金融機関を通さない甲乙間の直接的オンライン取引が可能になる」(9)とあります。
ビットコインはわたしたちを銀行から独立させたいと思い誕生したとして、そもそも銀行とはどの様な機関なのでしょうか。 ビットコインと比較して、考えると分かりやすいなぁと思いました。 (´・ω・`)モキュ?
銀行は先ずわたしたちの口座を管理しています。 口座を開設する過程で銀行は多くの情報を管理し、資金を動かす過程でも口座主を確認した上で取引を行います。 今日における多くのデジタル取引が銀行を介して行われ、わたしたちは銀行が口座管理を正しく行っていると信用し取引が行われています。 よ~するに、銀行を信用しています。 国家が銀行に対して規制管理を行い、その国家によって発行された銀行券を管理する機関として相互関係があるのも事実です。 もちつもたれつ。
ビットコインが銀行に挑戦状!
ではビットコインはどの様に銀行の機能を補っているのでしょうか? ビットコインにおける自身の口座や身元の管理はすべて自治、すなわち自己管理になります。 第三者機関を通さないと言うことは、自身の口座番号(アドレスやプライベートキー)を忘れるとすべての資産を失うことを意味します。 うっかり忘れて、数百億円の資産を自身の口座から取り出せなくなったといった事例も実際に発生しています。(4)
しかし、ビットコインのユーザーは銀行に口座開設をお願いするのではなく、自身の自己責任で口座を管理することができ、第三者機関の銀行からの独立することになります。
(゚∀゚*)(*゚∀゚)ドキドキ
銀行や国家にっとっては「喧嘩うってのんかよ!」ってことになります。 実際に独自の通貨を作った多くの人が「偽造通貨発行」として逮捕されています。 バーナード・ヴォン・ノットハウスさん(5)の事例もそれにあたります。 まぁ、彼の場合はちょっとちがうかな。 ( *´艸`)クスクス
リバティーコイン代わりにビットコイン買ってたらよかったね。
ビットコインの各口座は暗号化され、個人の身元は保護されており、結果、自身で管理している自身の口座から資金の出し入れや取引を他のビットコイン口座を持っている個人と銀行を介さず個人間取引が出来るようになります。 じゃぁ、どの様に口座の管理はおこなっているの?と思われると思います。 ビットコインにはブロックチェーンと呼ばれる分散型台帳があります。 このブロックチェーンにアクセルすれば、誰でもブロックチェーンの取引を見ることが出来ます。 リアルタイムで数百万、数千万、中には億の金の取引をリアルタイムでみれるので、世の中には金持ちってたくさんいてるんだなぁ~と改めて、いやになれるサイトです。(6)
ただし、送り主はすべて暗号化されているので個人の特定はできません。 世界中の誰もがみれるブロックチェーン(分散型台帳)を監視し合いながら、不正行為を防ごうぜぇ~と言うのがビットコインになります。 ビットコインは第三者機関を信じるのではなく、暗号化と数学によって運営されています。 (うさんくっさ!と思われた方、続けてブログで私のオカンにも説明する思いで書くので、次回も見てください。)
ビットコインは銀行が提供している、
1、 身元の認証
2、 金融サービス (個人間取引、資産の保有)
3、 記録管理
4、 信頼性
を数学、暗号技術、論理をもとに提供していることになります。 (-ω- )o< フムフム
なんとなぁ~くわかった。 これではオカンに「そんなん胡散臭いからかかわったらアカン!」って言われそう。 (ノ∀`笑))
つづく。
ミズオ - 21年3月24日
これまでのストーリ(「オカン、ビットコイン教えたろか?」シリーズ)
2. ビットコインとの出会い
6.サイバーパンク!
【参照】
1)ジョンズホプキンス大学病院(コロナウイルスリソースセンター)
https://coronavirus.jhu.edu/map.html
2)コインマーケットキャップ
3)クリプトスレート
4)Lost Passwords Lock Millionaires Out of Their Bitcoin Fortunes (The New York Times)
https://www.nytimes.com/2021/01/12/technology/bitcoin-passwords-wallets-fortunes.html
5)Bernard von HotHaus (Wikipedia)
https://en.wikipedia.org/wiki/Bernard_von_NotHaus
6)Blockchain.com (ブロックチェーン上の取引を可視化しているサイト)
https://www.blockchain.com/btc/unconfirmed-transactions
7)Status of the Liberty Dollar with Bernard von NotHaus
https://www.youtube.com/watch?v=F4wIlH1RKg4
8)Blockchain at Berkley
https://www.youtube.com/channel/UC5sgoRfoSp3jeX4DEqKLwKg
9)ビットコインホワイトペーパー(日本語)
https://bitcoin.org/files/bitcoin-paper/bitcoin_jp.pdf