グーグルのアルゴリズムって本当にすごいなぁ~と驚かされることがこの頃とても多いです。 ユヴァル・ノア・ハラリさんが言うように、現代人は自分自身よりAIの方が、そのユーザーの事をより知っている時代に入ったようです。 「人間はハッキングされうる生き物になった」と言うものすごく納得で、グーグルが握る情報ってすげぇ~なと改めて驚きました。 これは、グラフコイン(GRT) やシアコイン(SC)に投資するのは間違いない!って思っちゃいます。ド━゚(∀)゚━ン
ビットコインについて色々とネット検索しているうちに、お勧めで堀江貴文さん(ホリエモン)とロジャー・バーさんが対談しているビデオがお勧めで出てきたので見てみました。
ロジャー・バーさんはBitcoin.comのCEOで、ビットコインキャッシュについて色々と啓蒙活動をしたり、暗号通貨関連のベンチャー企業に対して投資を行っている程度の理解しかなかったので、この動画でロジャーさんに対する理解が少しでも深まったのは良かったです。
(゚v`d)ベリグー♪
ってか、まず、え! ロジャーさんって日本語話せるんだぁ!(2005年から東京在住)と驚き、この動画がアップされたのが2018年でちょうどコインチェックでハッキング事件が発生した時と重なり、それについても色々と話をしていてとても面白いなぁと思いました。
YouTubeで話している内容を簡単にまとめてみました。
3年前の動画なのですが、当時から色々と日本でも活動してる人っていたんだぁ~と改めて知りました。 ビットコインキャッシュのコミュニティーの当時の活動などが知れる、よい動画です。
インタビューは視聴者からの質問に答える形で進んでいきます。
【視聴者からの質問】
仮想通貨の価値も仕組みも、今ひとつ理解できません。堀江さんはビットコインをお持ちとのことですが、何を買う時に使っていらっしゃいますか?それとも、専ら貯金目的で、使う時は円転するのですか?
【ホリエモンさんの回答】
専らICOとかに投資していますね!
この質問後は色々とロジャーさんとホリエモンさんが質疑応答する形になります。 2人の色々な意見が聞けてとても面白いです。 2人中でで、じゃっかん意見の相違があったり、当時の個々の意見が聞けます。
しかも、今から3年前の動画の為、日本ではコインチェック事件の発生後(発生した日は、2018年1月26日)であると言うこともあって、その事件の影響も話しながら会話が進むので当時の状況を少し理解できた感じがしました。
【ホリエモンさんの質問】
ビットコインは現実世界では物が買えないとか、実際はあまり使われていないなど言われていて、今までの世界ではそうだったかもしれないけど。。。これからの世界では、ICOとかもそうだけど、ビットコインの後に出てきた仮想通貨の中には、基軸通貨(ステーブルコイン)の様な機能をもった通貨も出てきて興味深いなと思う。
【ロジャーさんの回答】
人によって仮想通貨の使い方は違います。 ある人は投資目的に使い、他の人はお金として使っている人もいます。 例えば、https://purse.io/shop と言うサイトを通して、アマゾンから15~20%の割引をもらえます。 だから、このオフィスにある物品のほどんどはビットコインキャッシュ(BCH)を使ってhttps://purse.io/shop から割引きをしてもらい買いました。 投資すると言うことは、ビットコインキャッシュの使用者が増えないと価値は上がらない、だからお金として使い利用者が増えることが大切だと思います。それに、Bitcoin.com のスタッフはBCHで給料を払っています。
【ホリエモンさんの回答】
へぇ~~そうなんだ! 給料もBCHで払っているんだ。
【ロジャーさんの回答】
もちろん。 BCHはお金だからもちろん、お金として使いたい。
【ホリエモンさんの質問】
税金とかどうやって払うの?
【ロジャーさんの回答】
普通のお金と同様の考えで、決められた税額を支払っていますよ。 税金のトラブルは起こしたくないから。 税金を支払う時は、(日本の場合は)円に変換して支払っていますよ。 今後はビットコインキャッシュ(BCH)でも税金を支払えるようになればいいと思うけど。 例えば、スイスとかは暗号通貨を使用して税金を支払うことが出来ます。 だから場所によるけど、日本は今後変わればいいなと思います。
【ホリエモンさんの回答】
まぁ、日本では今後、どこかの決済サービスを国税庁が認可すればいいだけだからね。
【ロジャーさんの回答】
そうですね。 他の国では国税庁が認可している決済サービスがあるので。
【ホリエモンさんの質問】
とはいえ、まだ日本ではビットコインを使用してものを買っている人はまだ少ないじゃないですか。 割合としては。。
【ロジャーさんの回答】
人によりますよ。 だから、とても便利なので使ってみてください。
【寺田さんの質問】
(日本では)仮想通貨と言う名前で、実体がないものなのでよくわからないから、仮想通貨(暗号通貨)を使えていない。
【ロジャーさんの回答】
使う理由が必要ですよね。 だからこそ、アマゾンで15%の割引がもらえるサイトは魅力的ではないですか? だから先ずは使ってみてください。
【寺田さんの質問】
分からなくても、先ずは持ってみると言うことが必要なのでしょうか?
【ロジャーさんの回答】
それはあまり意味がないんじゃない? (やっぱり使う理由が必要だと思う。)
【ホリエモンさんの回答】
ビットコインとビットコインキャッシュは違うってことを理解することが先ずは大切だと思う。
【ロジャーさんの回答】
BTCはお金として使えないから、暗号通貨ではない。 私の考え方ではBCHが本当のビットコインだと思っている。 サトシ・ナカモトが書いたビットコインホワイトペーパーにも「個人間取引を行うことができるキャッシュシステム」がビットコインと書いていて、それを考えるとBCHがキャッシュ(お金)として使用されている。 ビットコイン(BTC)は今や投資目的に使用されていて、お金として使われていない為、あまり明るい未来はないと思う。 やっぱりお金として使えないないといけないと思う。 東京ではBCHをお金として使えるレストランもあります。
【ホリエモンさんの回答】
ビットコイン(BTC)は今や、古いシステムなので、決済速度が遅くて、決済にも高い金額を支払う必要が出てきた。
【ロジャーさんの回答】
BCHは手数料が安く、決済速度が速いのでお金として使うことが出来る。それはとても大切なポイントだと思います。
【ホリエモンさんの回答】
でもそこはビットコインとビットコインキャッシュがすみわけをしていると言うことと言うか。。。中にはビットコインキャッシュの手数料が下がったとは言え、すべてをビットコインとして持ち続けている人も中にはいてる。 ビットコインキャッシュの思想は素晴らしいと思うけど、だからと言ってすべての人が支持するわけではないと言うことだと思う。
【ロジャーさんの回答】
BTCはビットコインの名前を持ってるんだけど、BCHはビットコインのメリットを持っている。ビットコインが最初人気になったもともとの理由をBCHが今は持っている。BTCはそのもともとの機能を持っていない。(BCHは個人間の電子決済手段として機能しているが、BTCはもはや機能しない。) Bitcoin.comと私と、私のチームはビットコインキャッシュ(BCH)を応援しています。 BCHは2011年~2015年のビットコインの特徴を持っている。
ビットコインキャッシュの財布(ウォレット)を持っていますか?
【寺田さんの回答】
持っていません。。。
【ロジャーさんの回答】
使ってみてください。 携帯にアプリをインストールすれば、少しビットコインキャッシュを送ってみたいと思います。 すごく簡単で早いですよ。 Bitcoin.comをインストールしてみてください。 私の携帯から、1万円をペーパーウォレットに送ります。 そして、プライベートキーを出して、最初にスキャンした人が1万円を貰えることが出来ます。 手数料は0.13円です。
【寺田さんの回答】
よし、今日は私と一緒にビットコインキャッシュを勉強しましょう。 今、Bitcoin.comのアプリをダウンロードして開いています。
【ロジャーさんの回答】
受け取りをクリックしてくれたら、受け取り完了です。 そして、私の携帯から1万円を送ってみますね。 未来には10万とか、100万円とかなる可能性もあります。 送りましたよ。 確認してみてください。
【寺田さんの回答】
うぉ~~。
【ロジャーさんの回答】
名前の登録も必要ない、メールの登録の必要もない、税金番号も必要ありません。 私の携帯からあなたの携帯へ今、直接送りました。 手数料は0.1円、でほとんどタダ。 1秒ぐらいで取引が完了します。 https://purse.io/shop のサイトは日本語サイトもあるので、日本人には便利だと思います。 後で、アマゾンの買い物をしてみてください。 https://www.bitcoin.jp/ という日本語のサイトもあります。 もし暗号通貨に興味があれば是非、チェックしてみてください。
【わたしの感想】
とにもかくにも、ロジャーさんの日本語の上手さにびっくりしたのと、ビットコインキャッシュの特徴や使いやすさをうまく説明されてていいなと思いました。 それと、とても情熱的に語る姿は、信念をもって活動されているんだろうと感心しました。 さすが、アメリカでは「ビットコインの神、伝道者」と言われているのもある意味、納得しました。
スイスなど暗号通貨で税金を支払うことが出来る国が、2018年にすでにあったのは驚きで、調べてみると2020年時点のブログですが、スイスはエストニア、マルタと共に世界の暗号通貨関連のスタートアップ企業にとって企業しやすい法整備が整っているようです。
ブロックチェーンのスタートアップ企業に対して、契約金1億ドル(約100億円)までをフィンテック企業のライセンスとして取り扱いが可能など、法整備が整いつつあるようです。 特に、ツーク(Zug)は「クリプト(暗号)・バリー」と呼ばれ、サンフランシスコの「シリコン・バリー」に似たハイテク企業に対する優遇処置をおこない、ブロックチェーンスタートアップ企業を誘致しているようです。 カルダノ財団もイーサリアム財団もその「クリプト・バリー」に拠点を置いているようです。
Mt. Gox事件やコインチェック事件後、日本ではなかなか暗号通貨に対する悪いイメージを払拭できていない様に感じます。 わたしもその一人で、かつてはかなり胡散臭い存在だと思っていました。
日本はWinny の生みの親である金子勇さんや、モナコインの生みの親ミスターワタナベさんが出てくる土壌があります。 スイス、エストニア、シンガポール、マルタの様に暗号通貨の法整備を整えて、暗号通貨やブロックチェーンに関する活動がより活発になればなぁ~と思いました。 カルダノ財団が東京工業大学とコラボで活動したり、今回の動画で知ったビットコインキャッシュの日本コミュニティーなどが暗号通貨の認知活動を行うことは大切だなぁ~と改めて思いました。
法整備を整えて日本の地方都市が暗号通貨産業で栄えるって、夢があるなぁ~って思います。
つづく。
ミズオ ― 21年4月4日
【参照】
堀江貴文(ホリエモン)YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=sSOi1hi0kBI
Purse.io
コインチェック仮想通貨流出事件
https://ja.wikipedia.org/wiki/Coincheck
ビットコイン日本
スイス、暗号通貨関連の法整備
https://www.eurocompanyformations.com/blog/top-3-locations-establish-cryptocurrency-business/
カルダノ財団
https://cardanofoundation.org/
イーサリアム財団
https://ethereum.org/en/foundation/
Press Release Japan