どの様な分野にも社会的な大きな変化や革命が起きる時、そのアイデアや技術が普及する過程でどの様に普及していくか変化がある。
イノベーター理論では5種類に分け、アイデアや技術を採用するグループを区分している。(またもWikipedia登場。情報程度に参照下さい。)
イノベーター(Innovators:革新者)
アーリーアダプター(Early Adopters:初期採用者)
アーリーマジョリティ(Early Majority:前期追随者)
レイトマジョリティ(Late Majority:後期追随者)
ラガード(Laggards:遅滞者)
1990年、インターネットが普及し始めた時、全ての人がその可能性を理解できず、上記の様に初期採用者になった人は全体の13%程度だと言われています。 インターネットを開発した2.5%程度の人を合わせても16%の人がその存在のすごさと可能性を理解していたと言うことになる(すべての人が理解していたとは言えないかもしれませんがぁ~。)
iPhoneが初めて発売されたのが2007年1月だったようで、わたしはその際も初期採用者にはならず、始めた買ったiPhoneもかなり後になってから買った記憶があります。
初めての第一世代(1st generation)と言われるiPhoneは買わず、社会の中で問題が洗い流され(バッテリーの問題など)カイゼンされてから買おうと思っていました。
因みに、ビットコイン(BTC)のホワイトペーパーが発表されたのが、2008年、その翌年2009年1月3日にビットコインの無料ソフトウェアがインターネット上で発表される。 その当時はハッシュレートも遅かったので、自分のPCを使用しマイニングを開始出来たようです。(今では信じられないけど。。。) もちろん、わたしは初期採用者になれませんでした。
先日、チャーリー・シュレムさん(BTCの初期採用者)がツイッターにこのようにツイートしていました。
”Macau, 2012. Can you name them all?? (マカオ、2012年。 みんな誰かわかる?)
一緒にアップされた写真は2012年、マカオで開催されたビットコインコミュニティーの集まりの時に取られた写真だと思います。
ビットコインの初期採用者の名前、みなさんわかりますか?
ちなみに、2011年1月時点では、1BTCは5.89USDでした。
ビットコインは最高値を繰り返し、21年4月現時点で、1BTCは64,544USDです。
みなさんも一度は思うことだと思うのですが、この時点で10BTCでもいいのでだれかからもらって、古いパソコンから出てきた!なんてことがおきたらいいのになぁ~。 ( ´艸`)
サトシ・ナカモトさんの様に革新者になるのはとても難しい事です。 しかし、初期採用者になることも難しい事なのだろうなとこの写真を見て思いました。 数多くある暗号通貨のプロジェクトの中から、有望なプロジェクトを見つけ投資し続ける事(初期採用者になること)は改めてむずかしいなぁ~~と思いました。
ミズオ ― 21年4月14日
【参照】
普及学